Qアルミの鍋の中が⿊くなってしまいました。そのまま使っていて⼤丈夫︖どうしたらきれいになる︖
A.アルミ鍋の内⾯が⿊くなる現象を、⿊変化現象と呼びます。鍋の素材であるアルミニウムが⽔道⽔と反応を起こし、⽔酸化アルミをつくって表⾯に付着することが主な原因です。この物質が⽔道⽔の中のミネラル成分等と反応して表⾯に吸着するために⿊く⾒えるものです。⿊いものは、⽔道⽔や調理物に含まれる成分によるものですので、体への影響はありませんのでそのままお使いになれます。気になる場合は鍋に輪切りにしたレモンやリンゴの⽪を⼊れて煮沸してみてください。また、⿊変化を落とした後は、再び⿊変化しやすいので、⽶のとぎ汁を⼊れて10〜15分煮沸してください。表⾯に薄い⽪膜ができて⿊変化が起りにくくなります。
Q鍋の内⾯の底にポツポツと⽩い粉のようなものが吹き出てきました。 原因は?毒性は?
A.⽩いポツポツは、⽔道⽔中の塩素やミネラル成分がアルミと反応してできた⽔酸化アルミ(⽩い粉)です。この⽔酸化アルミは胃薬などにも⼊っているもので、体には無害であります。ただ、そのままにされますと腐⾷が進⾏し最後には⽳があきますので鍋の内⾯を⾷器⽤洗剤やクリームクレンザーできれいに洗って下さい。